

美容院に行ってきました。12月に一度行ったことのある、家の近くの美容院です。これはこれは良い機会と思い、承諾を得て写真を撮ってきました。
ス ペイン人の奥様たちにとってヘアスタイルをキープするというのはとても重要です。例えば、隣のお母さんは週に1回は行っているし、BOLTANAのお母 さん、おばあさんも同じように週1のペースで行っています。常に髪を切るわけではなく、髪を整えるだけだとか、パーマをかけなおしたりすることが多いよう です。もちろん、たまにイメージチェンジをしたりします、色を入れたりとか、カットの仕方を変えたりとか。
ここで、私の行っている(といっても2回だけですが)美容院について話します。
ま ず、髪を洗う機械ですが。日本と違って、あんまりいすの角度は下げません。もちろん、顔を隠すガーゼも無しです。ここのいすは、マッサージがついてい て、何気に気持ちが良かったです。髪を洗った後は軽く(ホントに軽く)水気を切って、タオル無しで鏡の前に座ります。日本みたいに服がぬれないようにとい う配慮はほとんどなく、切る時も小さなプラスチックマントのみです。つまり、膝まで隠さないので、切った後は私のズボンの上には髪がいっぱいくっついてい ました。
前にもやってもらった美容師さんだったので、とりあえず前のように簡単に切ってもらうよう言いました。この美容師さんにとって私の髪、太 くてまっすぐ、典 型的な日本人髪はとても珍しく、常にホントにまっすぐで美しい髪ねと言っていました。切っているうちに楽しくなったのか、(私の髪ははさみが簡単に通るそ うです)、前髪についての提案をされました。
”短く切ったら絶対似合うわよ、こんなにまっすぐなんだもん。”
というわけで、私も興味が あったので、思うが侭にしてもらいました。前髪は階段みたいに半分長くて、半分短いという、日本では4,5年前に流行ったような サイバーカットみたいになりました。美容師さんは大満足!おまけにたっぷりのじジェルで毛先をはねるようにセットされ、何となく、原宿の竹下通りにいそう な若者みたい、と思ってしまいました。
まぁ、その後自分で前髪は同じ長さに整え、そんなに悪くなくなりました。スペインにいるからか、ヘアスタイ ルがそんなに満足してなくても気にならないので す。数週間待てば、前髪なんてすぐ伸びるし、ワカメちゃんヘアも意外に学校にいる外人には好評でした。(お世辞も入っているかもしれませんが・・・。)