9/02/2006

AGRITURISMO PRESTELLO


ついに行って来ました、うわさのアグリツーリズモ(農場滞在型観光)のディナー。以前紹介した、PRESTELLOという隣町のはじにある農家の行っているレストランです。

アグリツーリズモと名乗っているだけあって、ほとんどすべてのものが、その農家から直、来たもの、そして、その農家で手作りされたものが食べられます。たとえば、サラミ、ソーセージやチーズ類は自家製、野菜は畑から、それからまたジャムやケーキはすべて手作りと、とにかくスローフードを体験できるというわけなのです。そこの、パンフレット曰く、油、麦そしてワインは他の農家のものだとか、すべてを生産する土地に欠けるからだとか。


さて、夕食はというと、とりあえずお任せコースにしました。私達、みんな初体験だったので、ちょっと不安ながらも、出てくるものはきちんと綺麗に盛られ、調理法もさまざまで美味しいので、徐々に満足。ちなみに、山の農家直産ともなると、とにかく肉!そして、バターを使ったどっしりメニューです。もちろん、これこそ、ここ育ちの人にとっては、大好物のパレードとなるわけです。多分、日本人にとっては、かなり重いとは思いますが、北イタリアのスローフードとはこういうものだということを、理解していただきたい。

メニューを紹介すると
  • ピクルスの盛り合わせ
  • サラミの盛り合わせ(もちろん自家製)
  • リコッタチーズ、チーズのオーブン焼き、緑の野菜(春菊みたいなもの)
  • かぼちゃの花とセージのフライ
  • ベーコンとホワイトソース和えのニョケッタ(ニョッキのすごく小さいもの)
  • バターがけのラビオリ(ここのすっごく日常的な食べ方)
  • きのことチキン
  • ウサギと辛いオリーヴ
  • 牛の煮込み
  • デザートの盛り合わせ

とありあえず、こんな感じでした。ワインははじめに1?ハウスワイン、そしてもうひとつ赤ワインのボトル、それにコーヒー時にはグラッパ(甘いリコール)、いろいろ頼んだくせに、会計では1人30ユーロ(4500円)でした。こういう、小さいレストランだと、融通が利くし、最後にはこんな感じで適当な会計になるのをよく見かけます。

ここ北イタリアにも、トスカーナにも負けず、アグリツーリズモが結構あるそうです。交通には不便ですが興味のある人はここらを回ってみても面白いかも。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

いいねぇ、満喫してるねぇ。はっきし言ってうらやましいです!

9/9/06 05:52  
Anonymous 匿名 said...

めっちゃくちゃおいしそうだよ(>_<)
いいなぁ?最近あんまりおいしい物食べてない気がする・・・
肉が食いたい!肉!!

17/9/06 10:37  

コメントを投稿

<< Home