3/08/2006

一人旅 in PORTUGAL(No.2)

今 日はポルトガルで行ったレストランでの発見を話したいと思います。前にも言いましたが、私は地元の人が行くような、気取ってなく、安くて美味しいお店を 見つけるのが、旅行の醍醐味です。ポルトガルでも1つ、とっても素敵なレストランを発見してしまいました。店の外には手書きで書かれたメニューが貼って あって、もちろんポルトガル語のみです。中をのぞくと中年の人たちがたくさんいるので、これはもしかしてとお思い、思い切って入ってみました。中にはカウ ンターと小さな机が二つ、全て埋まってました。入 り口近くのお兄さんが食後のコーヒーの段階だったので、席を譲ってくれました。まずは、メニューを読むこ とからです。とにかく、ポルトガル語のみだし、手書きで読みずらかったので、隣のおじさんに聞いてみました。スペイン語は話せなかったのですが、ゆっくり とメニューを読んで、何とか説明しようとしてくれました。幾つかの言葉はスペイン語にすごく似てたり、英語にも似てる言葉もあったりして、理解できるもの もありましたが、何を頼んでいいか迷い、結局何が代表的か聞きました。1つすごく気になったメニューがあって、”ポルトガル風〇〇〇”というのです。豚 肉を使った料理みたいで、ポルトガル風なんだから特別なんじゃないかと思い頼もうとしたのですが、周りのみんながタラがすごく美味しいというので、結局タ ラを頼みました。ちなみにポルトガルといえばタラ、といわれるほど代表的な魚です。スペイン人の友達にもポルトガルから帰った日にタラは食べたかと聞かれ ました。
まず、だいたいレストランではパンとちょっとしたおつまみを出してくれます。これは食事に込みなのかと思ったら大間違い、手をつけたらそ の分、お会計されます。でも、気になるほど高いものではありません。スペインではお昼はだいたいセットメニューが主流です。飲み物、前菜、メイン、デザー トまで込みですそれに反してポルトガルではセットメニューというものをほとんど見かけませんでした。まずはみんなが飲んでいた赤ワインを頼みました。コッ プにぎりぎりまで注いでくれて、かなり大胆です。私は前菜にスープを頼みました。そのレストランでも1ユーロ程でスープがあって、ここではミネストローネ みたいなやさしい味のスープでした。さて、メインはというと銀皿に2人分はあるんじゃないかと思われるくらいの量が出されました。タラのフライと付け合せ に揚げたじゃがいも、トマトとレタス、玉ねぎのフレッシュサラダが載っています。これはポルトガルでは一般的で、だいたいのメインには常にじゃがいもとサ ラダが一緒にのっています。日本人の女の子だったら、2人で1皿で充分おなかいっぱいになれるかと思います。タラは身が引き締まっていて、上にかかってい たトマトソースと一緒に、とても美味でした。デザートにはカウンターからみえた焼きりんごをオーダーしました。見た目より甘くなく、お腹いっぱい食べたは ずなのに、ぺろりと食べれてしまいました。仕上げにエスプレッソを頼み、こんなステキなレストランを発見した自分とステキな食事に満足でした。
お店は常にいっぱいの人で席は埋まっていて、定連さんらしきサラリーマンの人はカウンターの端っこで、空瓶ケースをいすにして食べてました。ちなみにここでの食事は全部で8.75ユーロ(約1300円)でした。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

ポルトガルに行ったんだねー。でもバスに15時間なんてようやるわ?。すごい!うちはできんなぁ。 
妹でした。

9/3/06 21:07  
Anonymous 匿名 said...

一番上の写真がおっさんが並んで食べていてとても印象的です。
良い店のようですね。

17/3/06 09:14  

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