
先 日の土曜日にアラゴン州の北にある村BILSA(ビエルサ)というところに行って来ました。テレビでもブラジルやベネッツィアのカーニバルを見たと思い ますが、ここビエルサのカーニバルもここらではとても有名なのです。スペインではフランコ時代にカーニバルが禁止されていたため、多くの村ではその行事も なくなざるおえませんでした。ここ、ビエルサはその禁止された時代にも、密かに続けていたらしく、今でもその伝統的なカーニバルが残っているのです。
土 曜日はあいにく、天気がよくありませんでした。北にある村にあるということもあり、雪の降る中行われました。行く前に、周りの人たちは皆、と

てもアグ レッシブだから気を付けなさいと何度も脅されました。このカーニバルの好き嫌いは半々で、中にはもう二度と行きたくないといっている人もいました。言った ことのない私は勝手な想像を膨らませ、怖いもの見たさでうずうずしていました。
カー ニバルは5時から始まり、始めに音楽隊と仮葬した人が広場にきま

した。30分くらい歌って踊って、他の場所へ移りました。さぁ、本番です。急に周りがざわ ざわしてきたと思ったら、熊に仮葬した人と、その背中をたたきまくっている人が出てきた、続いて、TRANGA(トランガ)と呼ばれるものに変装した男の 人たちが出てきました。顔を真っ黒に塗って、大きな角、何かの毛を羽織って、腰にはよく牛がつけている鐘をつけて、一見、とても恐ろしいのです。さらに、 一般の人に襲い掛かるように近づいて、腰を振りまくって、鐘を鳴らすのです。この年はあんまり思ったより激しくなく、お父さんも今年はあっけないなと言っ てい

ました。でも、私にはちょうどよく、はたから見てるだけだと、その伝統的な仮葬はとてもオリジナルで、雰囲気も交えて数ある中の有名なカーニバルの1 つになるものだと思いました。
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