RIALP(LIEIDA)


友 達を訪ねてカタルーニャ州の北、ピレネー山脈のふもとにある村RIALUP(リアルプ)という村に行って来ました。知っている人もいるかと思いますが、 スペインには公用語が4つあります。いわゆるスペイン語のカスティヤーノ語、カタルーニャ地方で話されているカタルーニャ語、バスク地方で話されているバ スク語、そしてガリシア地方で話されているガリシア語です。もちろん、私が訪ねてたその村ではほとんどの人がカタルーニャ語を話していました。カタルー ニャ語はよくスペイン語とフランス語が混じった感じといわれています。確かに”ありがとう”と”メルシー”と言うなど、それらしいところもよく見かけまし たが、残念ながらフランス語を良く知らないので、どれほど似ているのかは定かではありません。スペイン語を習っている私にとって、カタルーニャ語は時々似 ている言葉があって理解できるものの、はっきり言って何を言っているのか理解できませんでした。でも、ほとんどの人はスペイン語を話せるので、コムニュ ケーションに不便はありませんでした。面白かったのは、そこでそこで生まれ育って、村から出ない人にとって、スペイン語を話す機会はほとんどないので、ス ペイン語を話すのを恥ずかしがっている人を良く見かけました。
さて、ピレネー山脈のふもとにあるということで、その村を含めてほとんど周りにある 村には新しいマンションが続々と建てられています。ほとんどがバルセロ ナに住んでいる人で、週末スキーをしに来たり、夏は避暑地として過ごすために購入しているそうです。スキー場は約10kmと目と鼻の先にあり、土曜日とい うこともあり、たくさんの人でごった返していました。カタルーニャ地方から見るピレネー山脈はまた違った印象でした。”何がどう?”と言われても答えにく いですが、多分回りの景色も手伝ってそう見えるのでしょう。
土曜のお昼は友達の親戚のやっているレストランで食べたのですが、それがまたとても満 足してしまいました。モダン料理を出していて、ワインセラーもお店の 中で、お客さんの見えるところにあります。ウエイターもコックも友達の親戚だったりということもあり、いろいろと店を案内してもらいました。スタータとし て、小さなコロッケ、そしてレンズ豆を茹でてつぶしたものに、少し冷たいムースのようなもので軽い印象をにしたもの、1品目はカリカリのトーストの上にト マトを塗って、キノコ、エビ、そしてアリオリというガーリックマヨネーズ、上からバルサミコ酢をかけたもの、私が選んだメインは豚の耳と口のお肉、この部 分はかなり油身たっぷり(豚足のよう)の上に、ナッツの甘いソースがかかったもの。かなりこってりですが、お肉の脂身とあまいナッツのソースは相性がとて もよいのです。これはイタリアで食べたものですが、トーストにマロンペースト、その上に生ハムの脂身のみ載せたもの、一見ぐっときそうですが、脂身の塩加 減とペーストはとても相


また、食べ物の話を大部分してしまいましたが、外国へよくスキーに行く人、スペインへも足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home