2/09/2006

スープ

前 にも話したような気がしますが、スペインでは特に夕食時にスープをいただきます。お肉やお魚からとっただしに粒々のパスタや短いパスタを入れただけのも のです。個人的には粒々のパスタの食感がとても気に入ってます。とてもシンプルなのですが、きちんととっただしからできているので、とてもやさしく、飽き のこないのが特長です。寒い冬には最高のスターターになります。
パスタで思い出したことですが、ここスペインではパスタはかなりしっかり茹でて食 べられます。イタリアがこんなに近いのにアルデンテという言葉はどこにあ るのやら。スープに入れられるパスタもぼこぼこに沸騰させたスープに10分から20分くらいしっかりと茹でられます。もちろん、そのパスタの調理法もイタ リアと違うので、しっかりと茹でられるのかもしれませんが、だいたい夏はツナやオリーブ等と共にサラダに、今時期は市販のトマトスープと共に前菜になりま す。スペインではスーパーに並んでいるトマト缶はほとんどが”TOMATE FRITO”と言ってもともと甘く調理されているので、それを混ぜるだけで、 トマトソースパスタになるのです。(トマトケチャップに似ていますが、もう少し酸味があって、トマトの味がきちんとあります。)日本でいうと、ちょっとナ ポリタンみたいな存在がします。イタリアンパスタではなく、スペイン独自の味付けで皆に親しまれている存在。