美味しいバーの見分け方

スペインに来てもうかれこれ４ヶ月、だんだんと来た時の新鮮さが薄れ、日本人にとってどこに文化の違いがあるのかなど気づくことが少なくなってきてしまいました。最近、日本から友人が訪れたのですが、そのおかげで１つ、バーでのマナーを発見しました。
スペインでは、ホントにたくさんのバーがあります、そしてほとんどのバーがタパスなど、軽く食べられるものをカウンターに置いています。夕食時の前や、週 末の夜などは、タパスをつまみに大勢の人がバーに行きます。もちろん、観光でもスペインに着たらバーに行って美味しいタパスをつまみながら、赤ワインを一 杯なんてことをしてみたいと思います。そこで、重要なのがどうやって美味しいタパスにありつけるかです。スペイン語を話せれば、陽気で気さくなスペイン人 に道端で尋ねることができますが、まず話せないですよね。（ちなみに基本的に中高年のスペイン人は英語が分かりません。）
バーに行くと、どこもかしこも、皆、口や手を拭いた紙ナプキンを平気で床にに捨てていることに気づくでしょう。ちなみに私もそうしています。この行為が私 の友人にはとてもビックリする行為でした。そうですよね、日本ではご法度です。でも、バーにとってはこれがとてもいい宣伝になるのです。人々がどうやって よいバーを見分けるかというと、床にどれだけの紙が落ちているか見るのです。一見、汚いバーだなぁと思いがちですが、そういうバーにこそ美味しいタパスに めぐり合えるのです。
スペインに来る際は、バーで堂々とゴミを捨ててみてください。最初は、気がひけますが、店のためだと思えば何てことはありません。