3/29/2006

春の遠足 No2



お 昼はAYERBE(アイェルベ)という近くの村のレストランに行きました。その周辺で作られているワインは美味しいということで、最近では新聞にも取り 上げられたらしく、ちょっと話題のワインです。私はワイン通ではないので、どうこう言えませんが、酸味が少なくちょっと甘味が強いので、かなり飲みやす かったです。私にはそういうワインが今はちょうどいいです。
私が一皿目に選んだのは、赤インゲン豆と小鳥(何ていう名前かわかりませんが、食用の 小さい鳥です)の煮込みです。スペインに似合わず、お店の人はそれを 頼んだ人に青唐辛子のピクルスが欲しいか尋ねたので、私はもちろん”はい!”と上機嫌で答えました。確かにその1品は重いので、ちょっと刺激があるといい なぁと思っていました。唐辛子はきちんと辛く、美味しくそのお皿をいただけることができました。もちろん、一緒にいた人もどのくらい辛いか確かめようと、 ちょっとつまんだと同時に、ヒィヒィ言ってました。
さて、ここアイェルベには有名なパンがあるということで、その後パン屋に立ち寄りました。どこ でもそうですが、旅行スポットには必ずお土産がありますよ ね、特にそこでしか作られないことではないけど、とにかく何か買いたい人のためにあるみたいな。ここアイェルバパンもそんな感じでした。もちろん美味しい のですが、1つは卵をいっぱい使ったもので、ふわふわした卵パンみたいあ感じ、もう一つはアニス酒を入れて少し固めのものです。私はこちらのほうが好きで した。お父さん曰く、昔食べたアイェルベパンの方が美味しかったと言っていました。
さぁ、遠足を締めくくるのは”MALLOS DE  RIGLOS”(マヨス デ リグロス)です。平野に突然、岩が聳え立っているのです。その風景はまさ にテレビで見たことのあるような、大迫力!まさか、現にこの目で見ることができるとは思っていなかったので、感動でした。
日本人の観光客の少ないアラゴンですが、大自然大好きな人には、北のスペインのほうが面白いんではないでしょうか。