ミラノにも美味しいものはある!?NO.2

そんなときに、私が見つけたのがこのカフェテリアです。
ケーキ屋兼のカフェテリアなので、ショーケースの中のケーキを指差して、それをそのままバーで食べることが出来ます。レジには、とても上品なマダムがいて、質問すると、にこやかに丁寧に答えてくれます。
だいたいヨーロッパでは、親切なんだけど、大阪のおばちゃん見たいな威勢のいい人が多いので、このマダムを初めて、見たときはとても驚きました。でも、やっぱり、そこで働いている人は、結構ぶっきらぼうな人もいるので、特にその店の教育でもないみたい。
さて、私が今回頼んだのは、冷たいコーヒー。この猛暑のミラノの中を歩き回ったので、エスプレッソというよりは、アイスコーヒーの気分でした。でも、ここイタリアではアイスコーヒーというのが存在しないみたい。さすが、エスプレッソの国。

スペインでは、アイスコーヒーという名前ではないけど、”カフェ コン イエロ”(氷入りコーヒー)と頼むと、エスプレッソとコップに氷の入ったものが来ます。砂糖を入れる人は、熱いエスプレッソにあらかじめ砂糖を入れてから、氷の入ったコップにコーヒーを移します。そうです、ここではガムシロップなんてありません。
ここイタリアでは、そんな氷入りコーヒーも聞いたことがなく、結局、何か冷たいコーヒーがないかと聞いたところ、シェイクコーヒーならあるよと教えてくれたのでそれにしました。シェイカーに氷とエスプレッソ、バニラシロップともうひとつ何かのシロップを入れて、思いっきりシェイクしたものです。
久々に飲んだ、冷たいコーヒーはほんのり甘く、シェイカーの泡とともに、とっても美味しかったです。

ちなみに、家でおばあちゃんに氷入りエスプレッソを暑いからとためしに、飲ませたあげたら、”何これ、ただの黒い水じゃない。”といわれました。おばあちゃんにとって、氷によって薄まったエスプレッソは邪道なようです。
1 Comments:
シェイクしてくれるバリスタがまた渋い!
シェイカーを振る姿もきまってるに違いない。
おばあちゃんは頑固だねぇ。
日本人は寛容だから、色んなモノを楽しめるね。
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