7/11/2006

結婚式


この前の土曜日は、ここビエンノの教会で結婚式がありました。春、夏は結婚式シーズンでどこの教会も予約でいっぱいなのだそう。特に、”ジューンブライド ”という言葉は、知られていないみたいだけど、みんなが気持ちよく過ごせるこの季節が、結婚式には最適なのです。


一応、ここでスペインとヨーロッパにおける結婚する方法を説明します。日本では、役所に紙を提出して、”はい、終わり。”だけど、ここでその話をすると、”そんなのありえない!”と、いつも言われます。私は、この方法は理にかなっていると思います、だって、結婚したい人はいつでも結婚したいときに出来るから。
ここでは、結婚の方法は2種類あって、役所でその町長、市長の前で結婚を誓うか、教会で神父に誓うかです。どちらも、もちろん法の下です。さすが、カトリックが大半を占めている国ですよね。教会での結婚式が、日本でやるようなセレモニーの一貫ではものではなく、きちんとした、法に従った方法なのだから。
さぁ、そうなると、もちろんみんな、役所か教会に予約を入れなきゃいけません。みんながみんな、同じ時期の土曜日に式を挙げたいとなると、もちろん予約待ちってことは当然です。中には1年なんてのも当たり前なのだか。日本もホテル予約はそうなるみたいですけど...。
教会で式を挙げるには、もちろん自分がカトリックではなりません。だから前にも話した、カトリックの儀式を全部済ませた人でないともちろん式は挙げられません。もちろん、カトリック教徒でも、結婚暦のある人も当然ダメです。もし、たとえばカトリック教でない人が教会で式を挙げたいと思ったら、カトリック教になるために、その3つか4つの儀式を全部済まさなければならないのです。


さて、結婚式ですが、もちろん花嫁さんは白いドレスに身を包め、素敵だったし、生の教会での結婚式を見れたのはとてもよい機会でした。
でも、このカップル、実践カトリック教徒(教会のミサには欠かさず参加する人)なので、結婚式のミサは2時間にも及ぶという、カトリック教徒でない私には、少ししんどい式でもありました。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

ラスベガスのドライブスルー結婚式も寛容さがあっていいかも。適当なだけか。

15/7/06 11:24  

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