8/07/2005

スパゲッティ

イタリアにすごく近いスペインですが、スパゲッティに対する思いがこんなに違うとは思いませんでした。イタリアではもちろん昼、夜ともにパスタがでます。 小さい頃から毎日食べているからもちろん、フォークのみでうまく食べるし、必ずアルデンテに仕上げています。日本でいうご飯と同じ感覚ですよね。
さて、イタリアのすぐ近くにあるスペインですが、ここではあまりパスタは食べません。私は北にいるので南のことは分かりませんが。主はパン、そして有名な パエリアです。パスタはイタリアのもの、外国料理として扱われています。この数日私はレストランに連れて行ってもらう機会がありました。そこでファースト デッシュにスパゲティがありました。何人かがそれをオーダーしたのですが、その食べ方に注目です。まず、私はオーダーしていないのでただ見た目だけで思っ たことですが、茹で過ぎに見えました。でも、スペイン人は何の文句も言わず食べていて、結構満足しているように見えました。そして、それを先ずはナイフで 細かく切ってからフォークで食べるのです。フォークで巻くのではなく、切ってからフォークで食べるのです!日本人でもやりませんよね。でも、私はこの現象 をイギリスでも見ました。日本ではもうスパゲッティは食卓の一部になってきているから、人々はゆで方まで気を使うようになってきましたよね。でも、ここで はまだ異国のものです。
ヨーロッパに来て感じることは、こんなに国同士が近くにあるのに、あまり他の国の料理に興味がないことです。というか、自分の国の食べ物に誇りを持っているのだからかも。