テーブルクロス&ナプキン
いくつもの家庭を知っている訳ではありませんが、ヨーロッパでは食事時にはテーブルクロスをひきます。例えば、ダイニングテーブルにはいつもきれいな状 態でありたいために、きれいなテーブルクロスがひいてあったり、または何もひかず花だけを飾ってあったり。前にも言ったとおりにパンはこの食事用のテーブ ルクロスの上に置かれます。日本だと、お客さんが来るときによくきれいなテーブルクロスなんかをひくのではないでしょうか?だから、汚れるのをとても嫌が ると思います。でも、ここでは食事用のテーブルクロスはいくらでも汚していいのです。ワインがこぼれても、ソースがこぼれても気にしません。だって、これ は食事用だからです。同じように、ナプキンも汚くするためにあります。ヨーロッパにはあまりティッシュを使う習慣がないように思います。だから、食事中は 各自、テーブルにはナプキンがあって、それで口をふいたり、手を拭いたりします。洗濯が大変!と思うかもしれませんが、これらはだいたい1週間に1回の ペースで洗います。神経質な人だったら、いくら自分のだと言ってもまた汚いナプキンで口を拭くのは嫌がるのではないでしょうか?私はこの考えが結構好きで す。別に環境にどうこうという訳ではないけど、一応ゴミの削減につながるし、いいことですよね。ではどうやって自分のナプキンを見分けるかというと、ナプ キンホルダーを使っています。よく、高級食器売り場なんかにあるやつです。あんなにきらきらしたものではなく、普段使いですから木やプラスチックのものが ほとんどです。もし足りなかったり、なかったら、各自分かるような結び方をします。
日本のように、みんなが食べる時間が違ったら毎回テーブルセッティングなんて出来ませんが、ナプキンだけでも実行してみたらいかがでしょうか?
1 Comments:
子供の頃はイスのクッションで手を拭いてた。だから、右の隅だけがよごれてた。
いまでも実家に帰ると、無意識にそのクセが出ちゃうんだよなぁ。
母ちゃん、ごめん!
一人前になったらテーブルクロスでも贈ろうかな。
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