地理の大切さ
日本では自分の住んでる場所を説明するとき、よく東京から電車で何分とか、バスで何分とか、時間単位で説明しますよね。だから、千葉は東京から何km離れ ているなんて、私は考えたこともありませんでした。でも、外人と話す時、このことはあまり通用しません。彼らは細かく自分の国や街のことを説明してくれま す。例えば、自分の町はバルセロナから〇〇kmで、人口は何万人ですとか。「じゃあ、あなたの町は?」例えば千葉の説明をするとき、はっきり言って私は地 理は全くだめだし、千葉市に何人住んでるとか分かりません。とりあえず、「そんなに田舎ではないけど、東京ほど栄えてもいない。」と答えます。これでは、 全く通じないのです。「どれくらい東京から離れてるの?」「電車で30分くらいかな」「それって何km?」こんな感じです。私の中では、何人住んで、どの くらい離れているかなんてあまり重要ではなく、例えば、その町に電車は通っているのかとか、スーパーはあるのかとか、いかに便利かが一番知りたいポイント です。
でも、そんなに良く地理を知っている人たちでも、地図を読むのは得意ではありません。不思議ですよね。こんな話がありました。ある街に行ったとき、ここは 何人住んでいて云々と説明を受けました。高い塔に登ったとき、「じゃあ駅はどこ?、さっき行った所はどの方面?」と質問しましたが、結局分かっていません でした。街を散策する上で私が思う一番大切なことはそこに何人住んでるかではなく、どこに何があるかの方が重要であると思えます。